色んな道筋があることを知る

アテネの授業の風景のひとつを紹介します。

例えば小5の図形の授業では、
始め15分位基本的な考え方、
図形の見方の基本を説明して、
70分かけて、生徒たちが解いた問題は1題だけ、なんて事もあります。

まずは生徒たち自身が
頭を悩ませて、30分くらいかけて問題を解き、
それが解けたら、また時間をかけて、他の解き方がないか考えてみる。

そこまでたどり着けてから、やっと解説をします。

ひとつの問題に対して、色々な解き方を学ぶことは、
多角的に物事を見る力を養います。

この多角的に物事を見る、というのは、
社会に出てからも必要な力です。

1つの側面しか見えないのと、
多くのの側面から物事が考えられる人、

1つの解決法しか知らない人と、
いくつかの解決法を提案できる人。

どちらの世界が広いでしょうか?

時間はかかりますが、
点が線になり、線が面になり、
面が立体になる。

どうしたら生徒の柔軟な思考力を伸ばせるのか?
日々、生徒と向き合っていく中で、精進していきたいと思います。
===========================
寺子屋アテネは、三重県桑名市で75年続く老舗の学習塾です。
小学生を中心に、独自カリキュラムの少人数授業を行っています。


寺子屋アテネの詳細はこちら

2022年8月1日