ケアレスミスの傾向をつかむ

アテネの小学生の数学(算数)の授業では、桁数の多い計算や、
順序立ててきちんと解かないと間違える文章題を特に小学5年生から扱います。
(小学4年生では、タングラムやルービックキューブ、桁数の多い少数の計算など、
感覚的なものも交えながら行います)

授業で生徒の途中式を見ていると、
計算し忘れ、
計算間違い、
書き間違い、
見間違い、
繰り上がり忘れ、
など、うっかりミスが多いなぁ…と感じます。

学校のテストは小さい桁数や反射的に答えられる、
簡単な問題がほとんどを占めているので、
皆、自分の「間違い癖」を振り返る機会がありません。

寺子屋アテネでは、
問題を間違えると、
どこを間違えていたか?
間違いの個所を自分で見つけます。

そうすることで、自力で見直しが出来、
間違いを見つける力が少しずつついてきます。
自分で間違いを内省したり、分析するきっかけにもなります。

ミスにもその人の癖があります。

例えば小学生低学年なら、
九九のこの段のここは間違えやすい。
計算間違えより掛け忘れが多い。
数字の見間違いが多い。
繰り上がりをいつも忘れる。
など

自分の苦手、
間違いの傾向が分かれば、
あとは対策あるのみ。

自分はこういう所を間違えやすい、
と念頭に置いて意識して解くだけで、
だいぶ問題に取り組む姿勢が変わります。
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寺子屋アテネは、三重県桑名市の老舗の塾(個人塾)です。
桑名では珍しく、学年別に授業形式で独自カリキュラムを用いて「読書(国語」」「数学(算数)」を行っています。


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2022年9月7日