今日は勉強方針のお話。
塾って、効率的な解き方や、より簡単な方法を教えてくれるところだと思っている人はいませんか?
そういう側面もあるでしょう。
でも、すぐにヒントをもらって、
楽な方法を暗記して解くということばかりを行っていると、
脳は考える事を放棄します。
しかも、人は慣れる生き物です。
地道な問題、自分の頭で基本を組み合わせて考える応用問題に当たると
「楽な解き方」「効率的な解き方」ばかりを学んできて怠けた頭では対応できないことが多々あります。
簡単なものに慣れてしまったからこそ出てくる、考えるのがめんどくさいという思考も出てきたりします。
効率を生かすには、非効率を知ること。
地道にコツコツやってきたからこそ、
「考える」基本姿勢が身につきますし、
楽な方法を知った時の有難さが分かる。
基礎・基本の姿勢がしっかりしていると、
楽な公式を忘れたとしても、
すぐに根本の基本的な解き方に戻れます。
効率、簡単さばかりに気を取られず、この問題の本質は何か?を見通せる力をつける。
地道に解くしかない問題は、初心に立ち返ってきっちり解く。
アテネの教育方針には、
忍耐強さ、地道にコツコツやる力、情報を丁寧に整理する力を養うことが含まれています。
例えば計算問題も、
まず最初に、地味に、地道にコツコツ問題を解き続けて、
少しずつ楽な解き方を覚えていく。
忍耐は古臭いイメージかもしれませんが、
丁寧に向き合う、きっちりするのが苦にならず楽にできるのは大きな力になります。
幼いうちに育てて置くと、
自然に、コツコツ地道に行うこと、始める前に全体を見て、情報を整理してから行動をすることができます。
めんどくさいと思わずに、
丁寧に勉強と向き合うことが当たり前だと思う。
そして生徒の息が詰まり過ぎないように、学問の楽しさ、美しさを学ぶ。
そんな姿勢が身につくような
授業カリキュラムを組んでいます。
生徒の色も時代ごとに変わります。
試行錯誤しながら、
「どうしたらこの子のために良いのか」
「どうしたらもっと伸びるのか?」
を考えて、日々生徒と向き合っていきたいと思います。
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寺子屋アテネは三重県桑名市で75年以上続く老舗の学習塾です。
長年の実績に基づく独自カリキュラムで、
小学生の少人数授業を中心に行っています。
読解力を身に着け、自分の気づきや考え、感情を言葉で表現する「読書」と
原理原則を用い論理的に道筋を立てて問題と向き合う「数学」の授業を行っています。
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2023年1月4日