- 寺子屋アテネ
ピックアップブログでは、過去のSNSの投稿から、重要だと思ったものに手を加えてお届けしています。
今回は、2019年9月18日の投稿からお届けします。
======================
やるか、やらないか、迷うことはありませんか?
例えば、
手の届かない志望校を目指している。
もうちょっと偏差値の低い大学探そうかな…。
この部活大変そうだけど素敵な先輩たちがいる。
けど勉強のことも考えると、他の部活にしようかな…。
やらなくて後悔するより、やって後悔する方がいい。
そういう人もいるでしょう。
でも、こうも思うのです。
やれる量には限度がある。
時間は有限、特に若い時の時間は短いんだから、
本気度、優先順位で
低いものは手を抜いてもいいのではないか?
他に本気でやりたいことがあるなら、
優先順位が低いことは、楽してもいいのではないか?
例えば、スポーツ選手を目指していたら
勉強をしなくていいとか、そういうことではありません。
スポーツも勉強も両立するのは難しい。
スポーツを優先したい。
でも、スポーツをするために必要な勉強はたくさんあります。
例えば、
スポーツの分析をするための数学・物理も必要。
スポーツ科学も学びたいなら、その知識もいる。
世界で活躍するようになるから、英語をがんばる。
日本の代表として世界の選手と交流するなら歴史は知っとかないといけない。
インタビューに答える国語力は必要。
etc…。
自分のキャパシティとすり合わせて、優先順位をつける。
力を入れる科目を自分で選ぶ。
あれもこれも全てやるのではなく、
どれを選んで、どれを手を抜くか。
そういう要領の良さも大切だなぁと思います。
手の届かない志望校を目指している。
もうちょっと偏差値の低い大学探そうかな…。
と迷っているのだったら、大学で何をやりたいのかを改めて考えてみる。
もし志望校に落ちたら他に条件に当てはまる私立はあるのか・浪人はOKなのか、考えて、
やっぱりこの大学でしか学べない!と思ったのだったら必死で勉強をする。
迷ったら一度、「本当にこの大学でいいのか?」を徹底的に考え直すと、やる気やモチベーションも上がります。
(本音を言うと、偏差値で届くか届かないか考える前に、12月くらいまではバリバリ勉強した方がおすすめ…。12月くらいで急に点数が伸びて志望校に行ける子も多いです)
調べてるうちに、あちらの大学の方が面白そう!となる場合があります。
その時は、方向転換するのもひとつの手です。
物事の判断基準は「この大学で自分のしたいことが学べるのか」
この部活大変そうだけど素敵な先輩たちがいる。
けど勉強のことも考えると、他の部活にしようかな…。と迷っている場合は、高校の部活は、人生に1度しかありません。
ですが、積極的で時間も長い部活だと、勉強に割く時間が減るので、両立が難しいのは確かです。
色んな事を加味して、優先順位を考えます。
あの手この手を尽くして考えて、
必要なものを選び取ってみてください。
しっかり自分で考えて、選択した結果なら、
どんな結果でも、自分のいい経験になると思います。