- 寺子屋アテネ
勉強には、心のゆとりが大切
ピックアップでは、過去のSNSの投稿の中から大切なことが書いてある記事を抜き出して加筆修正し、お届けしています。
今回は、2019年8月20日のアメーバブログの記事をご紹介します。
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今日は小学5年生の数学で素因数分解を行いました。
ただ、問題を解くだけなく
「エラトステネスの篩」
についても説明しました。
「エラトステネスの篩」は
素因数分解をしなくても、
素数が分かるというもの。
解説をして、
図を写してくださいね~。
と言ったのですが、
うまく写せず、
3回も書き直しが発生した子がいました。
「も~!!!!最悪~!!」
といいながらも、その子は笑顔。
周りの生徒も「まじかよ~。どんまい」
と言いながら笑顔です。
この、笑顔って、
結構大切だと思うのです。
笑顔って、心に余裕があるから出るものです。
受験の時に問題を間違えて、
笑える人はたぶん居ません。
一問の正誤が生死を分けるし、
余裕がないからです。
でも、日々の勉強に余裕はとても必要です。
ぴりぴりしたり、焦りながら勉強をしていたら
精神が持たないし、
何より脳は、緩んでいる時に記憶力や集中力が高まります。
ある程度のリラックスは大切。
笑いは、緊張をほぐす効果的なツールです。
3回書き間違えて、
「まじむかつく」
と、本気でキレてしまったら、
そこからの発展・学びはなかなか難しいです。
「も~!!最悪~~!!」
と笑顔で言える余裕に、よしよし、
これからも笑顔で頑張ろうな、
という気持ちになると同時に、
改めて、勉強する側だけでなく、教える側にも、
心の余裕や穏やかさが大切だよ、
と教えてもらった気持になりました。
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