- athenekuwana
ちょっとしたミスを真摯に捉える
更新日:3月27日
ピックアップブログでは、過去のSNSの投稿から、重要だと思ったものに手を加えてお届けしています。
今回は、2019年9月24日の投稿からお届けします。
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今日は小学5年生の算数でした。
分数の足し算、引き算を行いました。
主なケアレスミスは4パターン。
・計算間違い
・写し間違い
・足し算のあとに引き算をやると、引き算なのに足してしまう
・約分し忘れ
その中でも、約分し忘れが圧倒的に多かったです。
「も~約分し忘ればっかりだから気を付けてよ!」
というと一瞬直る。
けれどもしばらくするとまた戻る。
また、間違ったよ!
というと一瞬直る。
でも、またしばらくすると忘れる。
授業をしていて、
一瞬意識して→忘れて→また一瞬意識して→また気が緩んで間違える
繰り返すうちに、
少しずつ気にする癖がついて、
ケアレスミスが直っていくのだな、と感じました。
もちろん、
ずっと意識→忘れるを繰り返して
平行線の子もいます。
大切なのは、
ひとつひとつの小さな間違いを、
ただの間違いで済ませるのでははなく、
ひとつの大切な気を付けるべき間違いの傾向ととらえること。
そして、
対策を自分で考えては実践し、
それでも直らなかったら他の方法を考えて試して…。
と、よく間違えるケアレスミスの癖が直るまで
やり方を自分なりに色々考えて意欲的に試してみることです。
ケアレスミスをなくす方法はひとそれぞれ。
ひとつひとつの間違いを真摯に受け止め、
自分に合う方法を探しましょう。