Kさんは、小学5、6年から高校3年生までアテネに通っていました。
※⇒:Kさんの回答、>:補足事項
Q.アテネに通うようになったきっかけは何でしたか?
Q.アテネにお子さんを通わせる親御さんの目的(意図)がどんなものだったかご存じでしたら教えてください。
Q. アテネに通っていて楽しかったところを教えてください。
Q.アテネに通っていて大変だったことは何ですか?
Q. アテネでの授業はどうでしたか?
Q.アテネの授業で一番印象に残っているのは何ですか?
Q.アテネに通ってどんなことを学べて、どんな力がついたと思いますか?
Q.大学ではどんな分野を学ばれて、今はどんなお仕事をされていますか?
Q.今のお仕事は、どんなところに魅力を感じていますか?
Q.今後どうなりたい、将来の展望があったら教えてください。
Q.今までの学生生活、社会人生活を振り返って、アテネのこんなところが生きた、
と思ったエピソードがあったら教えてください。
Q. アテネという塾の特徴、他と違うところがあれば教えてください。
――ありがとうございました。 小5~高3 1996年3月 1999年4月 2025年K.D.さん(1980年生まれ)
Kさんは、自分の経験から物事を考えてお話しされることが多く、丁寧に言葉を選ばれているのが印象的で、今回の卒業生の声のご協力をお願いしました。今でも塾長と定期的に連絡を取っている出身者の一人です。
当時、アテネは受験対策を行う塾ではなかったため、中3の時に高校受験のため他の塾へ移ったのですが、1~2ヶ月でアテネに戻って来た経緯があります。
事前に質問シートに回答いただいておりましたので、そちらに補足する形式で進めたいと思います。
⇒母親からの勧めです。
母親がアテネのOGで当時の学習スタイルがよかったと感じていた点が大きいと思います。
>お母様の妹さんもアテネに通っていたようです。当時のやり方と大きく変わっていたら心配し、事前にアテネに確認をされたという経緯があります。
また、Kさん自身がアテネで勉強をする上で意識していたことがあったら教えてください。
⇒点数を上げる学習ではなく考える力をつけたかったと思います。
私自身も塾の通い始めは好きでも嫌いでもなく通っておりましたが、中学受験にて別の塾のスタイルを
体験してからはアテネのような結果ではなくプロセスを重視する学習スタイルがよいと思い、高校以降は
目的をもって学習していたと思います。
>中学受験のために、他の塾に移られましたが、アテネのプロセスを重視する方針が合っていると感じて、1~2ヶ月で戻ってきたそうです。その後は、問題に対するアプローチをいくつか考えるという目的を持って学習していたとのことでした。
⇒高校以降になりますが、数学の授業を同級生と意見を交えながら解いていくのは楽しかった記憶があります。
>Kさんのクラスは、高校の時、モノグラフの問題集の問題を考えて、塾長がする形式でしたが、塾生が希望をして、クラスの皆で黒板を使って一緒に考えることも度々あったそうです。
⇒大変だった記憶はあまりありません。
こちらのペースにあわせて進めて頂いたと思います。
>アテネは昔から自分の頭で考える時間を十二分にとる、という方針で授業を行っています。
⇒ユニークな授業だと思います。
国語(インプットとアウトプット)と数学(論理力)を中心とした授業が特徴と感じております。
昔は実験があったと聞いており、それを体験できるとより楽しめたのではないかと思っております。
他の塾のことになりますが、小学生の頃に名古屋にある実験教室に通っており、その体験は今でも
よかったと感じております。
>現在アテネは夏休みに、理科実験や科学工作のイベントを行っています。昔のアテネの実験は、もっと本格的な理科の実験だったようです。昔は鍵のかかった薬品棚があり、危険度の高い薬品も置いてありました。
⇒授業の時間をフルに使って1つの問題を解いたりするのは楽しかったです。
(どのような問題を解いていたかを覚えていればよかったのですが、それは忘れております。)
>高校の時、クラスメイトと一緒に黒板を使いながら、ああでもないこうでもないと解法を考えたのが楽しかったとのことです。そのクラスメイトとは、今でも時々塾長を囲んで会うそうです。
⇒粘り強く考える力はついたと思います。
また、読書の授業のおかげもあり社会人以降も定期的に本を読むようになりました。
>現在読んでいる本は時事もの、科学雑誌と、自己啓発本などだそう。最近はロッテの吉井監督のコーチングの本と稲盛和夫さんの本を読んだそうです。
Kさんと何回かお話しさせていただいて、聞き手がどう感じるか?に配慮して言葉を選ばれているのと、筋が通った話し方をされているのが印象的で、そのあたりのスキルが高いのも子どもの頃の経験が影響しているのではないかと、勝手に推測しておりました。
⇒大学では電気工学科を学んで、就職するときには新業種扱いであったIT業界に就職しております。
現在は経理・総務部門向けのシステム導入を行う仕事を担当しております。
>20年後~30年後を考えた時に、業界の広がりが見込めそうだったためIT業界を選ばれたとのことでした。
⇒経理・総務部門の業務課題をシステム導入を通して解決することで顧客の役に立つことができる
点を魅力に感じております。
>システムを入れて良かったよと言われるのがやりがいだそうです。
⇒引き続き仕事を通して社会へ貢献していきたいと思います。
⇒中学や高校の授業カリキュラム以上の学習を数学は行えたため、大学のときに教授が提示した
いくつかの問題のどれかを解いたら、単位をもらえる問題を解いて楽に単位が取得できたのは
アテネで学んでよかったと思っております。
>大学も数学だけで受験できる大学を選んだそう。大学の数学の講義は、アテネで培った考え方で解けるようなものだったそうです。
⇒学校の授業とは違う、考えることを意識した学習カリキュラムだったと思います。
特に論理力をつけるために定理の授業や学校の授業の先をいく数学の学習はよい経験でした。
>アテネでは小学校の授業も、学校になるべく先行して授業を行うようにしています。
小学生の素因数分解、中学生の数の生い立ちや幾何の生い立ち(ホームページにPDF有り)は、アテネの出身者の多くが思い出深く感じているカリキュラムです。
プロフィール
学歴
–
–