一般財団法人アテネ会館 本日アテネ会館から新年会のご案内をいただきありがとうございました。昭和40年大学入学しました森田好則です。昨年亡くなられました、桑名専明寺の箕浦恵了さんとはいとこです。残念ながら新年会は横浜にて子供達家族を迎える為、出席できません。 小学校5年生から高校3年生まで西塚先生を始め高瀬先生、松岡先生、高岡先生、田村先生等もう50年以上前に大変お世話になりました事を懐かしく思い出しました。 小職にとって思い出深いのは、西塚先生から「ピタゴラスの定義」の証明方法や六角形をたくさん考え議論した事、「数について」、「ゼロの発見」等の本を読みながら数学の本質とは何かをいろいろ学んだこと。初めて読んだ本が「ギリシャ・ローマ神話」だったこと、また、中学1、2年生のころ先生の指導のもと、芭蕉の「奥の細道」を何回も読んでその中に書かれている俳句をほとんど覚えてしまった事。 当時塾生だった仲間がいまでも一番の友達として繋がりが続いています。 また、案内の中にお願いとしてありましたので、小職が執筆を担当した本を下記に紹介したいと思います。 『新ポリマー製造プロセス』工業調査会 佐伯康治・尾見信三編 1994年5月初版 何れも高分子の触媒、ポリエチレン、ポリプロピレンに関する項を執筆担当したもので、『新ポリマープロセス』は大学工学部の専門学部の教科書で結構使われていました。 以上です。 小5~高2 高3 春休み 1965年4月 1971年3月 1971年4月 1979年 1980年 1981年 1990年 1990年代後半 2003年 2009年春 2012年春 –森田好則さん(昭和40年卒)
伊藤理事長様
私は小学校から高校まで駅の近くのアテネに通っていました。今のアテネ会館ができましたのは大学1年か2年の時だったでしょうか。
早速当時夏休みに、西塚先生から生徒たちに化学の実験講座の先生役を依頼されたり、受験を迎える高校生の人達に数学の教育のお手伝いをした思い出もあります。
高校2年の夏に島崎藤村の「夜明け前」を読んで馬篭に行き、当時藤村が住んでいた近辺や一番弟子の住職さんから藤村が活躍した時の話を聞き、馬篭周辺をゆっくり散策した事、高校3年生の春、更級日記を5人のアテネ仲間で読み、先生から古文の読み方を指導いただいた事、高岡先生に英語の文法についてじっくり教えていただき、一方で田村先生の英語の教室では小学校時代から一切日本語を使わず英語で指導され学ばせて頂いた事、それが若い時から英語が話せるようなきっかけになったこと等、本当にたくさんの事をご指導いただきました。
また、社会に入って学問や真理を追究する姿勢の本質をたくさん教えていただいた事から、触媒化学や高分子化学の分野でたくさんの仕事ができ、現在も世界をリードする技術の開発が行えたこと、英語が話せたおかげで、数年前まで6年間程米国に赴任し、いろいろな経験をさせていただいた事など数え上げればきりがないほどいろいろの経験をさせていただき、大変感謝しております。
『高分子微粒子の最新技術と用途展開』シーエムシー出版 尾見信三、佐藤壽彌、川瀬進監修 1997年8月初版
『高分子微粒子の技術と応用』シーエムシー出版 尾見信三、佐藤壽彌、川瀬進監修 2004年2月普及版出版
海外へ赴任していたこともあり、アテネを訪問する機会が長くありませんが、実家に戻った折など一度訪問したいと思います。現在アテネでご活躍されている皆様によろしくお伝えください。
プロフィール
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学歴
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大学4年の修士課程の間から、触媒工学・反応工学の研究室に所属職歴
固体触媒、ポリエチレン(PE)、ポリプレピレン(PP)用チーグラー触媒の研究開発に従事–
日本を代表する特許技術の開発者として、低密度PE用触媒の技術が国から表彰。世界に紹介される–
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三井石油化学の技術開発責任者として、最新の低密度PE製造プロセスの開発に従事–
さらに、大型プラントをシンガポールに建設。–
自動車内外装材PP樹脂の供給メーカーとして北米トップシェアの会社に成長。–
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現在、三井化学グループ関係会社の技術顧問主要著書
『高分子微粒子の最新技術と用途展開』
『高分子微粒子の技術と応用』